ワインはイタリアでは水よりも安いといわれているため、国民のほとんどが飲み物として親しんでいます。
イタリアワインは世界でも有数の生産量を誇っており、赤・白・スパークリングと充実しているのもポイントです。
週ごとにそれぞれ個性的なブランドがあるため、ブランドごとに魅力的な物を見つけて購入できるのがメリットといえます。
国を代表するブランドと知られているのは、バローロです。
バローロはピエモンテ州にある赤ワインのブランドで、ワインの王様とも呼ばれるほど人気が高いといいます。
肉料理に合う味といわれ、タンニンの深さと野に咲く花のようなかぐわしい香りは多くの人を魅了する物として世界の愛好家たちから評判です。
ラ・スピネッタというワイナリーが最も有名だといいます。
王様もいれば女王様もいて当然で、バローロに対して女王はバルバレスコと呼ばれ、ピエモンテ州とバルバレスコ集で作られたブドウから作られているのが特徴です。
女王の名を冠するにふさわしく、優美でエレガントな特徴が有名な赤ワインとなっています。
熟成されたものはまさしく優美の名にふさわしい口当たりで、繊細な果実の味を残しながら奥行きのある味わいが特徴です。
3代にわたり製造に携わってきて、1961年に自身の名を冠したものを売り出した、ブルーノ・ジャコーザが有名なブランドとなっています。
シャンパンやカヴァと並び世界3大スパークリングと知られているのがプロセッコです。
イタリアでもヴェネト州で作られ、シャンパンと異なりほんのり甘い味わいやブドウ本来のフルーティでフレッシュな香りで知られています。
「イティネラ・プロセッコ・トレヴィーゾ・ブリュット」などを販売している、モンド・デル・ヴィーノが有名です。
フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州は有名な白の産地で、高貴な甘さで知られるピコリットはブドウ品種の1つとして知られるピコリ種を使い作られています。
明るいイエローの輝きを持ち、マンゴーやハチミツ、パイナップルなどのフルーティーな味わいを持つ者が有名です。
特に10年以上熟成したものの味わいは絶品で、女性に人気が高いといいます。
アレッシオドリゴが販売している物が人気です。
これ以外にも、ガルガーネガ種を利用して作られている白、ソアーヴェも人気といえます。
ヴェネト州で作られており、地元の名士ボッラ社で作られたものが日本でも知名度が高いです。
それぞれ味や好みが分かれるため、自分の好きな物を選んでください。